北海道のヒグマによる事件とは?ヒグマに出会った時の対処法とは?

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クマと言えばテディベアのように可愛らしいイメージを

持っている人もいるかと思いますが、実際は危険な

動物です。

現実に日本でも北海道をはじめ、各地で毎年のように

クマによる被害者が出ています。

ヒグマの生態

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ヒグマとは日本では北海道の各地に生息するクマで

本州等に生息するツキノワグマと比べるとかなり違います。

大きさ:約2m

体重:約200kg

速度:約50キロ

習性:

雑食ではあるが、普段はドングリ等の木の実を食べます。

肉食なので、小動物や鮭を食べることも多いです。

基本的に人間を襲うことはありませんが、人間を食べたことがある

ヒグマは再び人間を襲う傾向が強く非常に危険です。

非常に自分の獲物への執着心が強く、山でのキャンプでクマに荷物を

荒らされたときにそれを取り返す行為は命取りになります。

どこまでも取り返しに追いかけてくることも。

また、子グマが傍にいる母グマも非常に危険です。

 

北海道でのヒグマの事件とは?

北海道では明治や大正の頃からヒグマによる人的被害が数多く記録

されています。

特に有名なのが以下の事件となります。

 

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)

日本の歴史上で最も多くの人命が失われた事件です。

1915年(大正4年)に北海道苫前村(現:苫前町)にて当時の開拓民7名が死亡、

3名が重傷を負っています。

小説や映画化もされている事件ですが、内容を読むと非常に恐ろしい出来事なのが

よくわかります。

 

Wikipedia「三毛別羆事件」

参考:Wikipedia

 

福岡大ワンダーフォーゲル部ヒグマ襲撃事件

3名の若い命が失われた事件です。

ヒグマの習性を理解していれば助かった命もありそうな事件ですが、

ヒグマの執念深さ、恐ろしさが伝わってきます。

 

オワリナキアクム 又ハ捻ジ曲ゲラレタ怒リ~

参考:http://yabusaka.moo.jp/hukuokadai-higuma.htm

 

上記以外にも毎年のように山菜取りに山へ入った人が被害に合っています。

山に入るときには十分にその可能性も考えて準備したほうが安全です。

 

ヒグマ対策グッズとは?

基本的に野生のヒグマに出会う場合は、「遠くで目に入る」か「ばったりと出くわす」のが

大半です。

後者の場合はヒグマが驚いて問答無用で襲われることがあるため非常に危険です。

最大の対処法はどのようにしてヒグマに合わないかですね。

以下のグッズを入山時には持っていくようにしましょう。

 

熊鈴

リュックサックなどにぶら下げて常にヒグマに対して人間がいる位置を

教えてあげることで、大半はヒグマの方から避けてくれます。

 

高い音の出る笛

仲間との居場所の連絡にも使えますし、ヒグマは非常に聴覚が優れているため

ヒグマが出てきそうな場所を移動するときには非常に役に立ちます。

 

熊撃退スプレー

万が一ヒグマに襲われたときにはこれが最初の武器になります。

ただし、至近距離でヒグマの鼻目掛けて噴射する必要があるそうです。

そんな命が掛かったときに正確に使えるか疑問が残りますが・・・。

 

鉈(なた)

最後の武器は鈍器です。このような鉈やスコップを振り回してヒグマを

追い払った事例も数多くあるため、イザというときはこれに頼るしかありません。

鼻付近を狙うと効果的なようです。

 

ヒグマに出会ってしまったら?

万が一ヒグマと出くわしたときには適切な行動をとらないと自殺行為に

なることがあります。

複数人で山へ入る場合は全員の意思を統一しておきましょう。

 

1.絶対に走って逃げない

ヒグマは時速50~60キロで走ることができるため、走って逃げ切ることは

ほぼ不可能です。背中を向けて逃げる獲物を追う習性があるため、

走って逃げることは自殺行為です。

自分だけ先に走って逃げると、逃げ遅れた仲間の命が失われてしまいます。

 

何か声をかけながら絶対に背中を見せずにゆっくりとその場を離れましょう。

 

2.強めに声をかける

ヒグマが引かずに近寄ってきたら、強めに声をかけ威嚇しましょう。

威嚇しながらゆっくりと距離をとります。

繰り返しですが絶対に走って逃げないでください。

 

3.物を投げる

ヒグマが立ち上がったり威嚇してきたら、小石や小枝などを投げて

気をそらして距離を稼ぎましょう。

 

4.接近戦を覚悟する

それでもヒグマが怯まない場合は、接近戦の覚悟をする必要が出てきます。

大きめの大木を挟んで迎え撃ちましょう。

ヒグマの最大の武器は強力な前足からの一撃なので、それを

受けないように木を挟んで間合いをとります。

熊撃退スプレーや鉈で追い払うことができた事例がいくつもあるので、

最後まで諦めずに粘りましょう。

 

最後に

ヒグマは基本的には臆病な動物です。

山に食べ物を捨てたりすると他の人が被害に可能性があることを

覚えておきましょう。

食料は匂いがもれないように密閉した容器にいれるか、袋を多重にして

入れるなどの工夫を忘れずに。

 

人間が生ごみを捨てる⇒ヒグマがそれを食す⇒人間を襲う⇒駆除される

 

という流れにならないように共存できる最善の方法をとることが一番ですね。

 

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